この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花の香りに酔う如く
第22章 沙羅双樹の想い③〜律
「沙羅ちゃんは?
嫌なの?」


沙羅ちゃんは俯く。
少し耳が紅くなっている。


そして、小さい声で呟いた。

「嫌じゃないの。
慧お兄様や空くんに愛されてる時も、
律さんの観て貰っていると、
律さんの愛情を感じるし…、
凄く気持ち良くて…。
でも、それって、変?」


「変じゃないよ。
っていうか、
オカシイのは、僕の方かも。
でも、気持ち良くて声を上げてる沙羅ちゃん観てるの、
僕も気持ち良いし。
沙羅ちゃんは…、沙羅は特別。
僕達三人の天使だから」と言って、
そっと抱き寄せると、
沙羅ちゃんは僕の胸に顔を埋めて僕の背中に手を回した。


そして、
「律さん。
たまには、二人だけで抱いてください」と言って、
僕の顔を見上げた。


「んー。
勃つかな?」と言うと、

「そんなこと、どうでも良いの、
律さんに抱き締めて欲しい」と、
潤んだ瞳で僕を観る。


「良いよ。
おいで?」と指を絡めるように手を繋いで、
慧兄さんの家に入って、
そのままもつれあうように寝室に入る。


どちらともなくキスをして、服をもどかしい気持ちで脱がし合った。


沙羅ちゃんの胸には、
誰が付けたのか判らない花弁がたくさん散らされている。

僕はその上に、
更に花弁をつけては先端の小さな蕾を啄むと、
沙羅ちゃんが声を上げて僕の頭を抱き締めた。
/235ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ