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幼なじみと月祭
第1章 -幼なじみと月祭-
「イヤ… こんなのダメだよぉ…っ あぁ…っ!」

飢えた獣にむしゃぶりつかれる餌食みたいに、
私はされるがままに迅に全身を愛撫されていた。

股に顔をうずめた迅が、
クチュクチュとクリトリスを舌でコネ回し、
吸い付いてくる。
そしてあそこの入り口を舌先でなぞると、ゆっくり私のナカを舐めはじめた。

「あぁ…っ♡ 迅やめてぇ…」

気持ち良すぎて、甘い声が漏れてしまう。
すでにあらゆる性感帯を舐め尽くされ、
全身がとろとろにとろけてしまったみたいだ。



私のあそこのトロけ具合を見て、
迅がファスナーを下ろした。
中から出てきたおちんちんはおへそまで反り返っている。

「…っ!!」

幼なじみとはいっても、
さすがに大切な部分は見たことなかった。
というか男の人のものを見ること自体初めてだ。

(…うそ…っ
 こんなに大きいなんて…)

初めてみる迅の全裸は、男らしくて色っぽくて、
すごくドキドキする。
でも、心のない無理やりの初体験なんて、
絶対いやだ。
憑依されてる迅は、私の知ってる迅じゃない。

それに迅だって、こんなのは望んでないはず。
考えたくはないけど…もしかしたら迅には、
他に好きな女の子がいるのかもしれないのに。

「お願い… 元に戻って…!」

拒もうとして涙ながらに身をよじると、
迅の唇が私の唇に優しく重なる。

ひそかにずっと夢見てきた、迅とのキス。
やわらかくて甘い初めてのくちづけに、
心がとろけて切なさでいっぱいになる。

こんな状況なのに、
迅の気持ちも知らないままなのに、
それでも迅に全てを捧げたいと思ってしまう。

「迅…」

迅への気持ちが大きく膨らみ花開いた瞬間、
ゆっくりと、迅が私の中に入ってきた。
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