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第2章 萌芽

「久しぶりぃ〜」

「小夜子最近サークル顔出してないじゃん」

「ごめん最近ゼミとバイトで忙しくって…。」

「小夜子居ないサークルは意味ないよ！」

「あっ！嬉しい事言ってくれてる　笑」

「だってさ……あっ！今度俺ん家で呑みするけど来いよ！小夜子は絶対
　参加な　笑」

「空いてたら行くよ！」

「じゃあまたDM送るわ！」

「わかった‼︎じゃあね　笑」



（悠哉私の事好きなのかなぁ〜…だったら嬉しいな…。）

　
　高3の時に初めて彼氏が出来て私に彼氏が出来たぁ〜‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
　って凄い嬉しかったな…。

　中丸君似で全くタイプではなかったけどそれから中丸君の事も好きになったし。

　人見知りだけど打ち解けるとずーっと話しちゃうんだよね…それがフラれた原因かな。


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「小夜子おっせぇ〜よ！」

「ごめんバイトで客帰らないんだもん！」

「みんな小夜子待ってたんだぞ！乾杯しよっ！」

「あっ！奈々美‼︎遅れてごめんね！」

「いいよ！それより小夜子に聞いて欲しい話しいっぱいあってさぁ〜！」

（また惚気か…）

「お前ら後でにしろ！今日は少ないけど俺と勇太と研一、小夜子と奈々美久々の集まりに乾杯〜ぃ‼︎‼︎