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天然少女の夏休み
第1章 天然少女
 それまで縁側について体重を支えていた両手を外し、仰け反っていた身体をナユカのほうへ傾ける。

 隙間がなくなるほど完全に密着するが、やはりナユカは全く気に留めていないようだった。

 垂直に持ったままの飲み口に口をつけ、パタパタと公庫に足をばだつかせどこか遠くを見ている。

 そして躊躇して震えながらも両手をナユカのお腹の当たりに回し、割れ物でも扱うかのように慎重に密着させる。全く抵抗する気配がないとわかると、腕を一気に回し込み、少女後ろからを腕の中に抱いた。

 驚くことに、ここまでしても一向に嫌がる気配はない。それどころか、僕の肩に頭を預け、完全にリラックスしているようにすら見える。

 つややかな髪がサラサラと頬をくすぐった。
 慈しむように頭部に頬を寄せると、あの甘い香りが直接鼻腔を刺激してくる。

 至福の瞬間だった。
 まるで恋人じゃないか。

 彼女がちょっとやそっとのことじゃ動じないことを確認した僕は、手はず通り彼女のワンピースをずり上げるように少し強めにナユカを抱きしめる。

 すると胸元の生地に余裕が生まれ、布が浮き上がり、まだ発育しきっていないプックリと膨らんだ生白い乳房が僕の目に飛び込んできた。

 日陰のせいでよく見えないが、先端のほうに自分のそれと大差ない未熟な突起が見て取れる。堪えきれなくなり、腰を僅かに持ち上げて、下からガチガチに脈を打つものをナユカのソコに押し当てた。それでもドロドロとした欲求が満たされることはなく、官能は昂ぶるばかりだ。
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