この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
狂愛の巣窟 〜crossing of love〜
第4章 【止まらない欲情に乱れて…】







新しい年を迎え、私たち夫婦と一颯くん有紗&理久くんは初詣の神社前で待ち合わせ。
初めて見せたであろう着物姿の私に熱い視線が集まった。




「ママ、綺麗……」




「あけましておめでとう、皆」




一颯くんと理久くんは固まりながらも慌てて「お、おめでとうございます」って語尾まで声が被ってる。
どうしようかな…と思ったんだけど、やっぱり皆が集まる日だし、久しぶりに家族が揃う日だから頑張っちゃった。




「ママ、似合う〜!私もいつか着たーい」




「いつでも着付けしてあげるよ、一緒に買いに行こうね」




夢だったりするの、娘と着物で出掛けたりするの。
出来れば、亨さんも着て欲しいくらい。
一颯くんも家族全員で着物とか最高じゃない。




いつもとは違うアップヘアスタイル、薄いラベンダーカラーの着物にオフホワイトの羽織りと同系色のファー付き襟巻き。
自然と醸し出す女の色気が他の雄まで近付けてくるのかしら。




しっかり手を繋いで威厳を見せてくる亨さんが何だか頼もしい。
「皆の前でイチャつかないで」って有紗に怒られちゃった。
お参りをして亨さんが買ってきてくれた甘酒を皆で飲んで、その足で家へと向かう。




割りと大きな神社なので参拝客も徐々に押し寄せて来た。
混まない時間帯にお参り出来て良かった。




「Oh! amazing!トテモキレイデスネ!」




突然目の前に来て足を止めてきた外国人観光客…なのかな。
金髪の白人に声を掛けられ一瞬たじろいでしまったが「Thank you」と笑顔で応じれた。
着物が珍しいのかしら。
チラホラ他に着ている方もいらしたけれど。




「ニホン、キレイナヒトオオイ、アナタイチバン」




「アハ!ママ早速ナンパされてる」




「え?ナンパなの?違うでしょ」




「十和子?どうした?」




後ろに居た亨さんも来て早速威嚇し始めたので「sorry」と逃げてしまった。
振り向くと皆で睨みつけていたみたい。
「目を離すとコレだ」って私怒られてる?




ギュッと手を握って「じゃ、掴んでて」と亨さんを翻弄する。
耳まで真っ赤になってくれるのは見てて楽しいよ。
他の皆には今は焚き付け中だから。









/241ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ