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性神がこの世に放った獣たち~起
第4章 凌辱の始まり
喉がカラカラになっていた。妻のことを愛しいと思ったことなど一度もないが、私は今妻のすべてが大事であると気付いた。妻の体も、妻の心も。
妻のすすり泣く声が聞こえる。妻にはわかるのだ。私が何もできないということが。だから妻はもう「あなた助けて!」とは叫ばない。妻は一秒でも早く、獣たちの淫欲に塗れた望みが達せられることを願っている。早く終われと祈っているのだ。
怒りが沸騰点をを越えると、無力感と敗北感に私は包まれた。それらは私の中にある力をすべて奪い去っていった。そして私はこれから若い二人に犯される妻と同じ空間にいなければならない。目を瞑れば済むことだ。いや違う。それじゃあ、耳を塞げ。それは今の私には物理的に不可能だ。輪姦される妻から私は逃げることができない。逃げたくもない。妻の痛みは、私の痛みだ。妻の涙は私の涙だ。悔しさ、切なさ、屈辱感、それらを妻一人に背負わせることなどできない。私は五條すみれの夫、五條創介なのだ。
タトゥーは、若い二人に説明しやすいように妻の両膝を広げている。目の大きいやつも細マッチョも、何か見逃しがないよう妻の陰部を目を凝らして覗き込んでいる。今は簡単にスマホで無修正の動画が見られる時代だ。それでも若い二人が、直に女のおま×こを見たのは初めてなのだろう。奴らにとっての初めてのおま×こ、それが私の妻のものだった。
タトゥーが妻の陰部の手を伸ばし何かをした。恐らく妻の膣に指を入れ、自分とボスの出した白い液体を手で掬い取っているのだ。タトゥーは人差し指に小山のように乗っている精液を布団に擦り付けた。タトゥー男はそれを何度か繰り返した。
若い二人がじゃんけんを始めた。五度目に決着がついた。目の大きいやつが妻を抱く。目の大きい奴は、両手を上げガッツポーズをした。負けた細マッチョは、頭を抱えて本当に悔しそうにしている。目の大きいやつが細マッチョに近寄るなと、手で細マッチョを押しやった。誰にも邪魔されずに、妻の中に男根を挿入したいのだ。
私は人を殴ったこともないし、殴ろうと思ったこともない。ただこの時だけは、若い二人をぶん殴りたいと思った。いや、四人全員を殴りたかった。
目の大きい奴が妻の膣に挿入を試みる。今まで私の近くにいたボスも、腕組みをして妻のベッドの脇に立っている。三人の仲間に見守られながら、目の大きい男の初体験が始まる。
妻のすすり泣く声が聞こえる。妻にはわかるのだ。私が何もできないということが。だから妻はもう「あなた助けて!」とは叫ばない。妻は一秒でも早く、獣たちの淫欲に塗れた望みが達せられることを願っている。早く終われと祈っているのだ。
怒りが沸騰点をを越えると、無力感と敗北感に私は包まれた。それらは私の中にある力をすべて奪い去っていった。そして私はこれから若い二人に犯される妻と同じ空間にいなければならない。目を瞑れば済むことだ。いや違う。それじゃあ、耳を塞げ。それは今の私には物理的に不可能だ。輪姦される妻から私は逃げることができない。逃げたくもない。妻の痛みは、私の痛みだ。妻の涙は私の涙だ。悔しさ、切なさ、屈辱感、それらを妻一人に背負わせることなどできない。私は五條すみれの夫、五條創介なのだ。
タトゥーは、若い二人に説明しやすいように妻の両膝を広げている。目の大きいやつも細マッチョも、何か見逃しがないよう妻の陰部を目を凝らして覗き込んでいる。今は簡単にスマホで無修正の動画が見られる時代だ。それでも若い二人が、直に女のおま×こを見たのは初めてなのだろう。奴らにとっての初めてのおま×こ、それが私の妻のものだった。
タトゥーが妻の陰部の手を伸ばし何かをした。恐らく妻の膣に指を入れ、自分とボスの出した白い液体を手で掬い取っているのだ。タトゥーは人差し指に小山のように乗っている精液を布団に擦り付けた。タトゥー男はそれを何度か繰り返した。
若い二人がじゃんけんを始めた。五度目に決着がついた。目の大きいやつが妻を抱く。目の大きい奴は、両手を上げガッツポーズをした。負けた細マッチョは、頭を抱えて本当に悔しそうにしている。目の大きいやつが細マッチョに近寄るなと、手で細マッチョを押しやった。誰にも邪魔されずに、妻の中に男根を挿入したいのだ。
私は人を殴ったこともないし、殴ろうと思ったこともない。ただこの時だけは、若い二人をぶん殴りたいと思った。いや、四人全員を殴りたかった。
目の大きい奴が妻の膣に挿入を試みる。今まで私の近くにいたボスも、腕組みをして妻のベッドの脇に立っている。三人の仲間に見守られながら、目の大きい男の初体験が始まる。