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性神がこの世に放った獣たち~ 叛
第2章 裏切り
妻が相手にする四人目の男。
細マッチョが、妻から中々離れない目の大きい男をどかせて、挿入の体勢に入った。その時だった。「だめだめ、この人大き過ぎる。挿らないからやめて、お願い」それは妻の声だった。
四人の中で一番長くそして太いペニスを持った男。そしてそのペニスは像の鼻の様だった。食べ物をねだる時に反りあがっていく象の鼻。細マッチョのペニスも肉棒の途中から見事に天に向かって綺麗に反りあがっている。
そのペニスが挿入された瞬間を忘れることができない。「あああ、うううう、あああ、痛い」という妻の声は今までで一番切なく悲しく聞こえた。もちろん妻がこんな声を私とのセックスで出したことなど一度もない。
シーツを掴む妻の手がギュッと硬く結ばれる。シーツを掴む手にどんどん力が入っていくのがわかる。そして妻はしっかりシーツを掴んだままでいる、それが苦痛からくるものなのか? それとも快楽(考えたくはないが)によるものなのかは判別できない。
私は男でありながら、男でなくなるような錯覚に陥った。妻を輪姦されていて何もできない男。それは男であると言えるのであろうか? 私は一瞬何もかも放棄したくなった。ただ、私がどこかにワープする力を備えていたとしても、見たことを忘れることなどできない。妻の呻き声を消去することはできない。妻が私を捨てない限り、妻は私の妻なのだ。
そんなことを思いながら、私の目はシーツを鷲掴みにしている妻の手から離れなかった。苦痛に耐えている妻の手……。その手が動いた。私は自分の見ていることが信じられなかった。いや、信じたくなかった。妻の手がシーツから離れると、細マッチョの腰の方に動いたのだ。その手の動きが、もっと深くもっと深く膣奥をついて欲しいとねだっているようだった。
やがて妻の手は、細マッチョを抱えるようにして背中から両肩の方に動いた。妻はこの若い男を受入れている。それをいいことに細マッチョは妻の体に隙間なく密着させて強引に腰を振っている。細マッチョに突かれる度に聞こえてくる妻の「うっ」という声。その声を遮るように細マッチョは妻の口を自分の口で塞いだ。私には許さないのに、妻は自分の口を容易に細マッチョに許したのだ。私は驚きで息が出来なくなるほどだった。いや、私は数秒息をすることを忘れていた。
私の崩壊が始まる。
細マッチョが、妻から中々離れない目の大きい男をどかせて、挿入の体勢に入った。その時だった。「だめだめ、この人大き過ぎる。挿らないからやめて、お願い」それは妻の声だった。
四人の中で一番長くそして太いペニスを持った男。そしてそのペニスは像の鼻の様だった。食べ物をねだる時に反りあがっていく象の鼻。細マッチョのペニスも肉棒の途中から見事に天に向かって綺麗に反りあがっている。
そのペニスが挿入された瞬間を忘れることができない。「あああ、うううう、あああ、痛い」という妻の声は今までで一番切なく悲しく聞こえた。もちろん妻がこんな声を私とのセックスで出したことなど一度もない。
シーツを掴む妻の手がギュッと硬く結ばれる。シーツを掴む手にどんどん力が入っていくのがわかる。そして妻はしっかりシーツを掴んだままでいる、それが苦痛からくるものなのか? それとも快楽(考えたくはないが)によるものなのかは判別できない。
私は男でありながら、男でなくなるような錯覚に陥った。妻を輪姦されていて何もできない男。それは男であると言えるのであろうか? 私は一瞬何もかも放棄したくなった。ただ、私がどこかにワープする力を備えていたとしても、見たことを忘れることなどできない。妻の呻き声を消去することはできない。妻が私を捨てない限り、妻は私の妻なのだ。
そんなことを思いながら、私の目はシーツを鷲掴みにしている妻の手から離れなかった。苦痛に耐えている妻の手……。その手が動いた。私は自分の見ていることが信じられなかった。いや、信じたくなかった。妻の手がシーツから離れると、細マッチョの腰の方に動いたのだ。その手の動きが、もっと深くもっと深く膣奥をついて欲しいとねだっているようだった。
やがて妻の手は、細マッチョを抱えるようにして背中から両肩の方に動いた。妻はこの若い男を受入れている。それをいいことに細マッチョは妻の体に隙間なく密着させて強引に腰を振っている。細マッチョに突かれる度に聞こえてくる妻の「うっ」という声。その声を遮るように細マッチョは妻の口を自分の口で塞いだ。私には許さないのに、妻は自分の口を容易に細マッチョに許したのだ。私は驚きで息が出来なくなるほどだった。いや、私は数秒息をすることを忘れていた。
私の崩壊が始まる。