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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第8章 温泉旅館~本章~
「だから…ぁ…そういうことは…っん……」

自らも望んだ一夜なのだ。
認めたくないと思いながらも、ずっと比べてしまっていた。
でもそんなこと口にできるはずもない。
夫のことを愛している。

「あぁっ…」

不意に義父が深く一度だけ突いた。
夫への想いを掻き消すように。

【忘れさせて…今だけは…そう決めたんだから…】

でも、その一度だけでまた肉棒は戻ってしまう。

「今夜だけなんだろ?…だったら、花怜の正直な気持ちを聞かせてくれてもいいじゃないか…」

「言えるわけありませんっ……私は孝一さんの妻なんですよ……」

「はぁ…なんだかしらけたな…」

義父は浅い挿入すら止めてしまう。
入り口のところに大きな亀頭を埋めたまま動かない。

【止めるの?…本当に?…】

望んだ関係じゃない。
そう思っても、咥え込んだ肉棒を淫唇はひくつくように締めつけていく。
襞が戦慄いても挿ってこない。
義父は何も喋らない。
あれだけベッドを軋ませていたのに、すごく静かだった。

静寂の中、先に口を開いたのは花怜だった。

「お義父さん…私…逃げないって言いました……」

「そうだね…」

「思い出にするって……」

「あぁ…」

「もう…満足したんですか?……」

「………………」

膝を掴んでいる義父の手に花怜は手を重ねる。
自ら、腰を揺らして深く誘おうとする。
義父は動かない。
花怜だけが動いている。
静かだった部屋に…くちゅ…くちゅ…と淫らな音をさせながら…

「お義父さんっ…お義父さんっ…」

花怜が瞳をうるませながら、訴えるように義父を呼ぶ。

それでも卓司は動かない。

「お願いっ…お願いっ…犯してっ……お義父さんっ……激しくしてっ……私でたくさんっ……満足してっ……あんっ…」

花怜の身体が弾み、声を上げた。
肉棒が奥深くまで貫いている。
卓司は愉悦に口許を歪め見下ろしていた。

「私が満足するだけじゃだめだろ…花怜も満足しなきゃね…。言ってみなさい…どうして欲しいんだ?…」

【やっと…堕ちたな…】

「してっ……たくさんっ……私の奥っ……いっぱい、いっぱい突いてくださいっ……」

膝を掴んだ義父の手に力が入る。
子宮口を歪ませるほどに深く突き上げられる。
張り出したカリが膣襞を掻き毟り、愛液を掻き出していく。

「あぁっ…すごいっ……っん……お義父さんっ……」
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