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第25章 3人プレイ

「お義父さん…っん…もう許して……」

花怜に嵌め込んだまま廊下を歩く義父にそう漏らした。

「何を言ってるんだ…まだまだこれからだぞ…」

義父の声はどこか弾んでいた。
浴室に入ると腰を掴まれ引き抜かれていく。
自力で立っていられないように花怜は義父につかまると無造作に穴開きショーツを脱がされていった。
ぐったりとお風呂の椅子に座り込む。
背後に人の気配を感じて。

「…黒木さん…もういいでしょ…帰ってもらえませんか…」

黒木は無言だった。
義父がシャワーを捻り、温かいお湯を浴びせてくる。
疲れた身体には心地好く感じられた。
柔らかな水圧で顔に張りつくような感覚の黒木の精液を義父が洗い流してくれる。

「そう言うな…黒木さんはお客さんだぞ…もてなさなくてどうするんだ…」

シャワーヘッドを壁にかけると義父はボディソープを手に取った。

「こんなのおもてなしなんかじゃありません……ぇっ…お義父さん？……」

義父がボディソープのポンプを押して掌にソープを泡立てていく。

【洗うの？…黒木さんがいるのに……】

義父に身体を洗われる…それは二人にとってはもうひとつのプレイだった。
素手とは違う感触で性感帯をまさぐられる。
身体は蕩けさせられていくことを嫌というほど教え込まれていた。
花怜は怯えるように自らの身体を抱きしめた。

「花怜も二度もぶっかけられてさっぱりしたいだろ？…一度綺麗にしてやるからな…」

「やだ…自分で洗えます…それにまだ黒木さんが……」

花怜はようやく後ろを振り返った。
自分を否定された黒木は面白くないと怪訝な顔をしてこっちを睨んでいる。
花怜は素直に恐いと感じ、再び義父をすがるように見つめた。

「奥さん…さっきはあんなに美味しそうにしゃぶってくれたじゃないですか…ちょっと落ち着いたらまたそんな我が儘を言うんですか…」

「まぁ、黒木さん…もう解ってるでしょ…スイッチを入れてやればいいんですよ…楽しく三人で…それをお忘れなく…」

卓司は宥めるように言いながらボディソープのボトルを黒木に手渡す。

黒木もこれから始まる花怜とのソーププレイにニヤリと頷き、ポンプを押していった。

「さぁ、花怜…立つんだ…」

泡だらけの手で脇に手を入れ、花怜を持ち上げるように立たせていく。

前と後ろから立ちはだかる男に花怜は逃げることもできないでいた。