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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第30章 密会 ~本章~
「…聞きたいことですか?……変なことは聞かないでくださいね……」

花怜は悪戯な笑みをこぼす。

「変じゃないよ…この前、ほらお義父さんがいた時…目隠ししてチンポを選んだだろ……あれって俺だと解って一番目って言ったのか?…」

「…もう…変なことじゃないですか……」

花怜は脚を開いてなどいない。
それでも膝を閉じ直した。

あれは正気の沙汰じゃない時間だった。
黒木と義父にひっきりなしに責め立てられ逝かせ続けられた。
思い出すだけで体温が上がっていく気がした。

「今日は嘘は無しだろ……」

ずっと反り返ったままの黒木の鈴口から体液が溢れて伝っていく。

【黒木さんも思い出してるの?……それとも私の答えに期待して興奮してるの?……】

「目隠しって思った以上に感覚を麻痺させるんですよ……」

【ぁ…びくんってなった……】

花怜は焦らした。
かなり歳上の黒木が少し可愛く思える。

「適当に選んだってことか?…」

「…いえ……自信はなかったけど……最初の方が黒木さんのかなって……」

「……くぅっ…そうかっ…あの時、俺としたかったってことなんだよな…ちゃんと解って俺を選んだってことなんだな…」

黒木は食いつき気味に捲し立てた。

「…今日は嘘はだめなんでしょ……そういうこと…ですね……」

花怜は恥ずかしそうに答えると…小皿にあったバケットを摘まんでかじった。
蜂蜜がバケットから垂れ落ちてしまった。
それはたらりと落ちて尖った乳首をコーティングしてしまう。
花怜はテーブルのティッシュに手を伸ばして拭き取ろうとする。

「待って…拭かなくていいよ…勿体ないだろ…」

黒木が胸元に顔を寄せてくる。

「…っん……はぁっ……いやだっ……恥ずかしいですって……」

花怜はいやいやと身体を揺すった。
吸いつかれた乳首が引っ張られるような感覚。
黒木はねっとりと舐め回して…また吸いつくと…ジュルッと音を立て口を離した。
グラスを掴んでワインを口に含んでいく。

「チーズなんかよりよっぽどワインに合うよ…」

そう言うと、黒木は揃えられた花怜足首の間に爪先を捩じ込んでいった。

「…今度は私をおつまみにするつもりですか?……」

悪戯な笑みで見つめ返す。
黒木の足がゆっくりと開いていく。
花怜は抵抗などしなかった。

「それって今日の余韻?…それとも3Pを思い出したから?…」
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