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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第34章 花怜と涼華 ~本章~
【さて…どうやら本気で仲直りはできたみたいだな…】

シャワーを浴びた卓司はそう思いながら脱衣所に出るとバスタオルで身体を拭いていた。
露天風呂で姉妹が囁き合っていたようにまだ明日もある。
気持ちの上でも時間的にも余裕があった。

以前の3Pとは違い、今度はこっちが一人だと思うと流石に最初の夜から徹夜は厳しいかと腕を組んだ。

居間にはまだ開いていない酒が並んでいた。
卓司はそれを冷蔵庫に戻すと、冷えたビールを一本抜き取る。
居間から連なる部屋の襖は全て開いている。
露天風呂に寄り添う姉妹の後ろ姿が見えていた。
それを眺めながら、風呂上がりと射精後の一杯と喉を鳴らしていった。

「涼華…そろそろ出ようか……」

ゆっくりと立ち上がると二人とも腰に倦怠感を感じていた。
内湯を抜けて脱衣所で身体を拭いていく。

「お姉ちゃん…髪…乾かしてあげる……」

ショートヘアの涼華はほとんど濡れていない。
ただなんとなく涼華は花怜の為に何かしたいと思った。
幼少の頃は決して仲が悪いわけではなかった。
何かを取り戻したいと思ったのかもしれない。

花怜も優しく微笑み…「ありがとう…」…と言って鏡台の椅子に腰を下ろした。

ドライヤーの音が聞こえると、卓司は隣の川の字に敷かれた布団の真ん中に横たわった。
妻を病院に送り届け、長い時間運転はしていた。

【…少し疲れているか……】

ドライヤーの音が妙に心地好く耳に感じると、うつらうつらと目蓋を閉じては開いてを繰り返していく。

「お姉ちゃん……来て来て……」

居間から涼華が手招きすると、花怜も近づいて隣の部屋へと視線を送った。

「寝息立ててるよね?……お義父さん……寝てるんだよね?……」

「そう……みたいね……」

二人は仰向けで寝息を立てる義父の肉棒が天井を向いていることに驚き微笑み合った。
姉妹は両端の布団を押して真ん中の布団にくっつける。

「電気消した方がいいよね?……」

「そうね…縁側だけ点けておこっか……」

卓司を起こさないようにひそひそと囁き合った。

花怜と涼華は裸のまま義父にそっと布団をかけた。
義父に静かにしがみついて目を閉じていく。

【【お義父さん…こんなことじゃ起きないよね……】】

二人は反り返る肉棒に触れていく。

【【考えることは同じね……】】

浅く指を絡め一本の肉棒を優しく包み込んでいた。
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