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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第34章 花怜と涼華 ~本章~
涼華を起こさないようにとなるべく音を立てないようにと思っていたのに…。
逞しい肉棒の熱さや匂いに花怜の唾液が溢れてしまう。
気がつけば…じゅるっ…じゅるっ…と卑猥な音を立てて逆上せるように咥えたまま頭を振っていた。

卓司も胸元に手を差し込んで指先で乳首を弄んでいる。

【こりゃ…涼華も起きるだろうな…】

案の定だった。
丸まった身体のまま、大きな瞳をぱちくりとさせてこちらを見つめている。
卓司と視線を合わせると、涼華は何も言わずに静かに身を起きしていった。

花怜は膝を立ててお尻を突き上げる格好でフェラチオに夢中になっている。

「…っん……んちゅ……はぁ……ぁっ……んんっ……」

涼華も挨拶と言いたげに卓司と唇を重ね、舌を絡めていった。

頭の上で舌を絡め啜り合う音が聞こえてきた。
涼華が起きたのだと気づく。

「…んじゅっ……ぁっ……おひたのっ……しゅじゅかっ……んぐっ……んんっ……」

低血圧の涼華は舌を絡めながらもまだどこか微睡みの中にいた。
ゆっくりと舌を離すと真下で姉が頭を振っていた。
そこにぼてっと頭を落としていく。
亀頭をねぶっていた花怜の口と肉棒の根元の隙間に落ちていった。

【おいおい…】

【ちょっと…涼華!?……】

花怜と卓司は涼華の突飛な行動に驚いた。
涼華は構うことなく棹の部分を咥え舐め回していく。
押しやられる花怜は亀頭を口から出すと、涼華が奪うように咥え込んでいった。

「…んもうっ……涼華っ……」

呆れたように花怜が声を上げても、涼華は奥深く咥え込んでいく。

「取られちゃったな…」

卓司は苦笑いを浮かべながら涼華の頭を撫でてやった。

涼華は喉奥深くまで咥え込むと噎せ返すように肉棒を吐き出した。

「…かはっ…んぐっ……はぁっ……っ……あれ?……お姉ちゃん……お義父さん……おはよう……」

「ようやくお目覚めみたいだな…涼華は…」

「…そうみたいですね…。おはよ…涼華……」

「……なんか……邪魔した?……」

涼華は惚けたように頭をかいた。

「大丈夫よ……お義父さんと今日はここでずっと三人で過ごしましょって話してただけだから……。涼華もいいでしょ?……」

「うんっ……するぅっ……」

ぐぅぅぅ……

三人で過ごす=セックスだと返事をした涼華のお腹が鳴った。
涼華を見て卓司は大笑いをして…花怜は小さく吹き出した。
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