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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第8章 温泉旅館~本章~
花怜の左乳房に顔を埋め、浴衣越しの乳首に吸い付き、染み込んだ酒を啜り飲む。

「はぁ…こりゃ旨い…止められないよ…」

冷酒の瓶を掴むと口に親指をあて、右の乳房にも滴り落としていく。

【やだ…かけないで…匂いだけでくらくらしちゃう…】

義父はすぐに濡らした乳房にむしゃぶりついてくる。
染み込んだお酒を吸いながら、乳首も一緒に吸い出すような勢いで…。

【お酒だから?…じんじんしてくる…】

「はぁ…ぁ…っ、…もう……ゃめて……」

乳首から酔わされていくみたいと感じながらも花怜は右手で力なく義父を押し返そうとする。

まったく意味をなさない抵抗に卓司は乳房から顔を上げた。
冷酒の瓶に直接口をつけて口に含む。
花怜の座る肘掛けに手をつき身を乗り出すと、
花怜の顎を掴んで上を向かせた。

【なに…するの……】

顔の真上に義父の顔がある。
口をすぼめた義父が日本酒を唇目掛けて細い糸を垂らしてきた。

【やだ…気持ち悪い……】

唇をきつく結んでいる上から濡らされていく。
顎を伝い、首筋から胸の谷間へと唾液の混ざったお酒が花怜を濡らしていく…。

「はぁぁ…んっ…んくっ…んくっ…んくっ……」

花怜は口を薄く開いていた。
隙間から入ってくる、とろみのあるお酒を飲み干していく。

【はぁ…お義父さん……だめ……それは……ほんとに……】

義父の顔が近づいてきてる。
昨日、あれだけ犯され逝かされても許さなかったキス。
お酒臭い吐息と共に唇を塞がれていく。
花怜はまた力なく義父を押しやろうと胸に手を当てた。
義父はその手を掴んで完全に反り返った肉棒に触れさせていく。

【あぁ…だめ…お義父さん……ぼぅっとしてよくわかんないから……】

花怜は義父に舌を舌で絡み取られていく。
手に感じる硬くて、熱い塊…それがなんなのか、確かめるように指を絡めていく。

【あぁ…すごい…硬くて、熱くて、おっきい…】

しっかりと掴むとゆっくりと上下に動かしていた。
自らの浴衣を押さえていた手は義父の浴衣を掴んでいる。

「はぁっ…んっ、んっ、…ぁ…ぁっ…んちゅ……」

舌を絡ませ合う水音の中に、花怜の吐息が漏れ聞こえていく。
義父がゆっくりと舌を引き抜いていく。
伸ばし合った舌先が離れると…唾液の糸を引いていった。

「キスはだめなのに…」

そう囁いた花怜の手はゆっくりと扱き続けていた。
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