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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第8章 温泉旅館~本章~
義父はお湯に浸かると湯槽に背を凭れさせ温泉の心地よさを味わうように息を吐いた。
花怜は温泉の温もりを感じたのも束の間、ずっと貫かれたままの感触に落ち着けるはずもない。

【お義父さん…何も感じないの?…】

蜜壺は埋められた肉棒を感じ、ずっと蠢き続けてる。
それは快楽の波をじんわりと拡げ、花怜はもじもじと腰を震わせていく。

「どうした?…早く動いて欲しいのかい?…」

「…お義父さんは…平気なんですか?…」

「温泉も…花怜さんの中も両方気持ちいいよ…」

義父は先ほどまでとは打って変わって穏やかだった。
情熱的に唇を求めるわけでも、厭らしく身体をまさぐるわけでもない。

【それなのに…ずっと硬いなんて…】

そんなことあるのだろうか…。
夫は忙しなくキスをして在り来りの前戯をすると、すぐに挿れて、ひたすらに腰を振ってくるのに…。

「…ぁの…私は逆上せてしまいそうです…お酒も頂きましたし…すごく熱くて…」

「早く気持ち良くしてって言ったら言いじゃないか…。どれ、私もそろそろ一回出すとしようかね…」

「そんなんじゃ……はぁっ、お義父さん…っん……きゃっ…」

卓司は浴槽に肘をかけると、そのまま腰を浮かせていく。
ザバッ、と勢いよく湯面を波打たせると花怜を乗せたまま檜の縁に腰を下ろした。

花怜は振り落とされまいと義父の首に腕を回し、必然的に縁に足をかけた。

繋がったまま、跨いで膝を立てる花怜の尻をしっかりと掴むと…真下から突き上げていく。

「ぁんっ…ぁっ、ぁっ、…お義父さんっ……」

「こうして欲しかったんだろっ…ほらっ、思い切り…感じなさいっ…」

身体は間違いなく欲していたんだと、押し寄せる快感が訴えてくる。

「…ぁんっ…激しっ……はぁっ……凄いっ……ぁんっ…」

激しい突き上げに髪止めが落ち、花怜の髪が拡がり揺さぶられていく。

「気持ちいいなら、気持ちいいと言うんだっ…。逝く時も逝くって言うんだっ…、わかったかい?…」

花怜は髪も乳房も弾ませながら、何度も頷いた。

「き、気持ちいいっ…ですっ……っん……ああっ……気持ちいいのっ……ぉっ、お義父さんっ……すごくっ……ぃいんっ……」

「あぁっ、凄い締めつけてくるっ…ほんとにいい穴だっ……」

卓司は浴槽の縁から尻を浮かせるほどに激しく突き上げていった。
急速に射精感が込み上げてきていた。

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