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僕の奴隷ちゃん
第10章 歪み
ドアにゆっくりと頭をつけてもたれる様に脱力する要は、ただ唇を噛んでその場にいた。


逢里は要の声に直ぐにベッドから起き上がったものの、会える状態ではなくて、ゆっくりとドアに近づき、そっとドアに手を当てた。


まだそこにいるの?
そこにいて?


そう思ってドアに頬を寄せた。

少しすると、要が離れる音がして、それを少し名残惜しくもあった逢里は呟いた。



「お兄ちゃん……それでも好きでごめんね」



今までの様に要のそばに居たいと思う逢里は、泣き腫らして傷付いたと主張する顔をどうしても見せたく無いのだ。

笑ってそばに居たい。
今までと変わらず、隣においてもらいたい。

そのために『気にしてないふり』をしないといけないと思ったのだ。
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