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You were born to be mine
第8章 Epilogue
少しの間気持ちを落ち着けて部屋に戻った。
咲希が飛びついてくる。


「陵ちんのアホぉ…何で判ってくれへんの…サキは陵ちんと一緒やったらなんもかも乗り越えられるのにぃ…」


あぁ、そうやった、咲希をこんな気持ちにさせたらアカンと思うてるのに……


「咲希ぃ……小さい子ども抱えてオレを介護せなアカン様になるかもやで。あと10年もしたらおじいちゃんやで。それでもエエんか?」

「……そう思うんやったら身体大事にして。」

「うん。」

「ゴメンな、陵ちん。サキ、ワガママ言い過ぎた。けど、陵ちんのお嫁さんになりたいのはホンマよ。」

「うん、判ってる。」

「いつか陵ちんがサキをお嫁さんに出来ると思うたら、お嫁さんにしてな。」

「うん。約束する。」


ふと、お風呂にお湯を張りっぱなしなのに気が付いた。


「咲希、お風呂どうする?追い焚きして入る?」

「うん、2人で入ろ。」

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