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You were born to be mine
第8章 Epilogue

打ち合わせからの帰り道、真木さんの言うてたジュエリーショップを覗く。
店内では若い男が数人、楽しそうに店員と談笑しながらジュエリーを選んでいた。


「いらっしゃいませ(^^) プレゼントをお探しですか?」


1人の店員に声をかけられた。


「いや、まぁ参考までに見てるだけなんで。」

「どうぞどうぞ、お好きなだけ見て行って下さいね。 ちなみに、奥様にですか?」


まぁ、普通そうなるわな。
オレはこの手の会話が苦手…


「はぁ、まぁ彼女に…」


そしてむげにできへんのもオレの性分……


「わぁ~♪羨ましい♪ クリスマスプレゼントにジュエリーなんて(^^) 私なんかこの仕事してるのに貰ったコトないんですよ~(^^)」

「あの…《プロポーズリング》なるモンがあるって聞いてきたんですが…」

「お客様、失礼ですが久保様ですか?」

「えっ?なんで……?」

「R社の真木さんから伺っております。」

「どうゆうこと?」

「真木さんからお電話ありまして、久保様がいらしたら相談に乗って差し上げる様にと…」

「け、けど、何でオレがそうやって判ったんですか?」

「真木さんから……グレイヘアーのショートカットでカジュアルなファッションの方だと……つい先ほどのことでしたので。」

「あぁ……」


真木さん、これやったら買わなアカンやんか……



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