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羊にご用心!?
第4章 ~お嬢様、朝食の時間です~


「起こしますよお嬢様」

 アルはリリムの身体を抱きかかえベッドの上に半身を起こした。


「ねぇアル。どうしてそんなに普通なの?」

 リリムはアルの首に手を回したまま尋ねた。

 何事もなかったかのように接するアルに不思議に思ったか、はたまたムッとしてのことかはわからないが。


「しっかりしろと仰られたのはお嬢様でしょ? ワタシだって欲はありますから」

「欲?」

「勿論、お嬢様の傍にいることですよ」


 リリムはほんのりと頬を赤らげ手を離した。

 少年のようなアル、やはりどこかオトナっぽく見える。

 犬コロのような可愛げはイマイチなくなってしまった。


「あまり……しっかりしなくても……」

「何かおっしゃいましたか?」

 アルはポットの紅茶をカップに注ぎ、リリムの元にきながら尋ねる。


「何でもないわ…………」



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