この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
羊にご用心!?
第2章 ~お嬢様、躾のお時間です~


 リリムはやっと開放され、息を整え胸を上下させた。

 だが、鏡にうつる自身の顔を見てひどく動揺してしまう。

 琥珀色の瞳は潤み、顔は真っ赤に染まっていた。


 途端、何でこんな目にあわなければならないのかと怒りが沸々と湧き上がってくる。

 リリムは一喝しようと口を開きかけたとき。



「すみません、お嬢様」

 アルは、リリムの目尻に唇を落とす。

「ん……っ」

「随分、鳴かせてしまいました」

「べ、別に。泣いてなんか」

「怒ってますか……お嬢様」


 鏡越しに見るアルはションボリと気落ちしていた。コロコロとした大き目の瞳を沈ませ、鏡越しにリリムの瞳を見てくる。


「そんな顔されたら怒れないじゃない」



/123ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ