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羊にご用心!?
第3章 ~お嬢様、湯浴みの時間です~
「あ……アルっ!」
「シッ、お嬢様。あまり大声出さないで下さい、他の者が何事かと心配しますよ」
ピタッとアルは人差し指でリリムの唇を抑える。
顔が近くリリムは胸がざわめく。
「で、でも。アル……」
「お嬢様は、いつも下着をつけたまま湯殿に入られるのですか?」
勿論、そんなことはない。
リリムはドレスもコルセットも脱がされドロワーズ一枚の姿となる。
小さな胸を腕で隠し、ドロワーズを掴むアルの手を握った。
「アル、やっぱりダメよ、あなたは執事だけど男ですもの。私、お嫁にいけなくなる」
「ご心配ならないでくださいお嬢様、執事ごとき男のうちに入りませんから」
「そ、それは…………」