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羊にご用心!?
第3章 ~お嬢様、湯浴みの時間です~



「見かけによらず力があるのね」

「お嬢様は軽いですから」

 自分とさほど大差ない身長、可愛らしい少年のような顔立ち。けれど、アルは男なんだと否応なしに感じてしまう。

 そして、男性の体温に包まれるのがこれほど心地よいものだと初めて知る。

 アルの暖かさがリリムの心を高鳴らせると、同時にどこか安心を与えた。


 ────社交場の令嬢たちが言っていた男性に抱かれるのは気持ちいいコトとはこの事なのね。



 父親の趣味でサンルームに作られた湯処は、無駄に大きく観葉植物に埋もれている。

 そこはまるで森の中のよう。

 ガラスで覆われた天井から月明かりが降りそそぐ、サンルームはそこそこ明るい。


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