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羊にご用心!?
第3章 ~お嬢様、湯浴みの時間です~
アルはその顕になった白い肌に舌を這わす。
紐を解いた手は、けして豊満とは言えないリリムのふくらみに触れる。
肌に直接触れるアルの手は纏わりつく温水のように温かく、乳房に喰い込む指先が波打つたびリリムの鼓動も早める。
肌を這う舌がゾゾっと背筋を震わせ、もみしごかれるその頂きにジンっと疼きを与える。
「あ……っ、ま、まって」
「すみませんお嬢様。躾のわるい犬でアナタ様を舐め尽くしたい」
「や……っ、あぁ」
「もう、イヤだと仰ってもやめません」
ひどいことを言われているのに、リリムは更に胸を高鳴らせてしまう。
こわい、未知の刺激に身体が震える。
なのに、その震えを身体が求めている気がする。
身体が慄くたび甘い感情を引き出され、そこがジンジンとして堪らない。