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羊にご用心!?
第3章 ~お嬢様、湯浴みの時間です~
「お嬢様の身体はもう知っていますから、目を閉じても浮かぶほど、脳裏に焼き付いています」
「…………そ、そんな事言わないでよ」
「お嬢様は、ワタシなんかよりずっとお綺麗ですよ? それこそ恥ずかしがる必要もありません」
「…………それとコレは、別だわ。どんなに魅力的な身体を持っていても男性の前で裸になるのは、恥ずかしいと思うけど」
ことさら、お子様体型な自分の身体など、羞恥以外のなにものでもない。
「畏まりました。恥じらってもらっても構いませんが、無理やり脱がすことになりますが。宜しいのですか?」
「もう。アルって、優しいのかひどいのかわからない」
「それほどお嬢様がワタシを惑わせるのです。優しくと心掛けてるつもりなのですが…………申し訳ございません」