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羊にご用心!?
第3章 ~お嬢様、湯浴みの時間です~
湯用着を脱がされリリムは一糸纏わぬ姿となる。
アルはリリムを抱きしめ、互いの肌を合わせた。
蒸気に包まれたサンルーム、密着した身体は少しヒンヤリと感じ心地よかった。徐々に互いの体温と合わさり一体化してくる。
「アルって、筋肉質なのね」
「そうですか? 普通だと思いますが」
そうなのか…………男性の身体なんて知らないから何が普通かもわからない。
でも、ドキドキ胸が高鳴り、嬉しそうに見つめる視線は優美さと愛らしさ。雅びやかで、謎めいた魅力を持つアルの身体に抱かれるのは心地よかった。