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羊にご用心!?
第4章 ~お嬢様、朝食の時間です~
「ふぅっ、んぅ」
くちゅくちゅと、唾液を絡ませぬるりとした舌を動かされるたび甘い感情が湧き上がる。
口腔をくまなく探るように舌を這わせ、撫でられる髪は心地よく、臀部はムズムズとしてくる。
舌が擦れ合う感触が気持ちよく、お嬢様は次第にウットリとしだす。
「お嬢様は、順応が早いですね。もう、口づけは慣れてしまったみたいです」
「なっ、慣れてなんか…………」
「そうですか? お嬢様も絡ませてくるからてっきり」
「ち、違う。逃げてたのよ、なのに……」
「そうでしたか。では、早く慣れてください。もっと気持ちよくなりますよ?」
もっと…………、リリムはごくんと息を呑む。
まだ、知ったばかりの快楽にその『もっと』が、気になってくる。