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初恋の相手は人類最強の兵士長でした
第1章 ―初恋―

「でも、なんですか?」
「ガキのお前にこんなの言っていいのかわからんが、セックスの相手はいる」
「ええっ!?」
思わず裏返ったような声がエレンの口から出た。
「それって、身体だけって事ですか?」
「まあそういう事になる」
エレンの頭は果てしなくグルグル回っていた。
ペトラさん?それともハンジさん?!それとも他の兵団の女性?!
リヴァイと肌を重ねている相手がいる…
その事実に、誰とも分からない相手に嫉妬が込み上げてくる。
感情を必死で抑えながらエレンは言った。
「じゃあ俺にもチャンスありますよね?」
「俺は惚れただの腫れただの興味ないぞ」
「それでもいいです…」
再びリヴァイに深く口付けた。
頬を掴み、顔を交差させて奥まで入り込み舌を絡め合う。
唇をずらして至近距離で言った。
「あなたを、抱きます…」
「待て、ちょっと待てエレン」
「嫌です待てません」
セックスの相手がいる…その言葉に余裕が無くなり、
エレンは目の前のこの人を抱かないと気が済まなくなっていた。
―全部知りたい…暴きたい。
さっきとはまるで違う男の顔にエレンはなっていた。
一方リヴァイからしたら、エレンは部下であり、
自分の半分程度しか生きていない少年だ。
あまり動揺などする事が無いのに、この時ばかりは心の底で動揺していた。
「落ち着けエレン」
「こんなの落ち着いてなんていられません…」
このタイミングを逃したらもう次はない。
ここまでくるとリヴァイにアルコールが入っていた事に感謝すら感じる。
エレンはリヴァイに覆い被さり強く抱きしめた。
すると後頭部をくしゃりとリヴァイが撫でてきた。
「…兵長?」
「…分かった、お前の好きなようにしてみろ」
リヴァイは目を細めて挑発的にエレンを見た。
「ガキのお前にこんなの言っていいのかわからんが、セックスの相手はいる」
「ええっ!?」
思わず裏返ったような声がエレンの口から出た。
「それって、身体だけって事ですか?」
「まあそういう事になる」
エレンの頭は果てしなくグルグル回っていた。
ペトラさん?それともハンジさん?!それとも他の兵団の女性?!
リヴァイと肌を重ねている相手がいる…
その事実に、誰とも分からない相手に嫉妬が込み上げてくる。
感情を必死で抑えながらエレンは言った。
「じゃあ俺にもチャンスありますよね?」
「俺は惚れただの腫れただの興味ないぞ」
「それでもいいです…」
再びリヴァイに深く口付けた。
頬を掴み、顔を交差させて奥まで入り込み舌を絡め合う。
唇をずらして至近距離で言った。
「あなたを、抱きます…」
「待て、ちょっと待てエレン」
「嫌です待てません」
セックスの相手がいる…その言葉に余裕が無くなり、
エレンは目の前のこの人を抱かないと気が済まなくなっていた。
―全部知りたい…暴きたい。
さっきとはまるで違う男の顔にエレンはなっていた。
一方リヴァイからしたら、エレンは部下であり、
自分の半分程度しか生きていない少年だ。
あまり動揺などする事が無いのに、この時ばかりは心の底で動揺していた。
「落ち着けエレン」
「こんなの落ち着いてなんていられません…」
このタイミングを逃したらもう次はない。
ここまでくるとリヴァイにアルコールが入っていた事に感謝すら感じる。
エレンはリヴァイに覆い被さり強く抱きしめた。
すると後頭部をくしゃりとリヴァイが撫でてきた。
「…兵長?」
「…分かった、お前の好きなようにしてみろ」
リヴァイは目を細めて挑発的にエレンを見た。

