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疑似恋愛(仮)
第3章 ~微妙な関係~
夜道を三人で歩いた。




だが会話はなかった。





三人が三人ともこう思っていた。





【二人きりで歩けたら…】








しばらく歩いていると



沈黙を破るように百合が言った。




「なんか…申し訳ないな」




「百合ちゃん?」



「なにがだよ?」





「二人の彼女がみたら…誤解するよ?いるんでしょ?ふたりとも…彼女」




「いたら送らね~よ。ば~か」


「俺はいても送るよ。夜道は危ないからね。まぁいないんだけどw」


彼女…いないんだ。




「おまえこそ…男いないのかよ?」




「いたら、パチンコ屋さんにこないでデートしてます。」




「だよなw」



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