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第5章 ～二人きりの～

「なぁ。早いし飯でもいかねぇ？」




せっかくおめかししてこのまま帰るのも…
とおもった百合は頷いた。




「そうだね。圭太くんのおごりならいいよw」




「ばぁか。あたりまえだろ。女にはださせねぇよ。」





と自宅とは反対の繁華街に二人でいく事にした。




夕食をとり、まだ帰るには早かったので、ショットバーに立ち寄った。




百合はお酒があたり強くはなかったが、運ばれてきたカクテルは口当たりもよくとても美味しかった。




「おいし～い」



「あんまり飲むなよ。お前強くないだろ？」



「ふふふ。だいじょうぶだも～ん」




甘いカクテルに百合はご機嫌に飲み干していった。




「圭ちゃんが送ってくれるでしょ？だからだいじょ～ぶ」



「お前…」



呆れた顔で圭太は百合がカクテルを飲むのをみていた。