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ノーパン日和
第1章 ノーパン日和
「麻由ー!なんで俺の背伸びたこと教えてくれないの!」
「ほえ?………あ!賢ちゃん背伸びたねぇ!毎日見てたから気付かなかったぁ!こんなに大きくなってる!」
麻由は背伸びをして俺の頭に手を乗せる。
麻由は相変わらず小さくて可愛い…
「ううううぅ…麻由ばっかりズルいよ!」
「え?え?何がズルいのぉ!?」
「俺も麻由みたいに小さい方がいいのに…」
「エー!?賢ちゃんどうしたの?男の子は大きい方が格好いいよ?」
「やだよ!まだ夜中体痛いし…これからまた背伸びたら…」
今年は最悪の年だ。
成長期も来るならみんなと一緒に中学生の時に来ればまだ良かったのにこんなの不意打ちだよ!
せっかく一番楽しい時期の夏休みも身長が伸びないように毎日家で逆立ち等して無駄な抵抗をする。
「賢ちゃん?新学期用に制服の丈直しておいたわよ」
「ハイ!?なんで!?」
お母さんがそう言って制服を持ってきた。
「なんでって賢ちゃん夏休み中にも背伸びたじゃない?ちゃんと大きくなって良かったわね~」
「伸びてないよ!ちょっとはかって!」
お母さんの近くに行くとお母さんが小さくなってる…!?