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ノーパン日和
第1章 ノーパン日和




それから2ヶ月くらい経つけど前の調子が戻らない。



それに伴って夜中体中に痛みが走るようになった。



「賢ー?最近賢らしくないじゃん?休み時間の度に女の所行ってたのに」

「具合悪そうだしな」

「…最近夜体痛くて全然寝れないんだもん」

「……賢さ…ここ最近でかなり背伸びたよな?」

「それ成長痛じゃね?俺も中学の時なったよ」

「エ!?嘘!俺、背伸びた!?」

「自分で気付かないのかよ?ほら、来てみ?」


みんなに連れられて保健室に行くと保健の先生が身長をはかってくれた。

先生とも最近シてないな…


「…168センチ!すごーい!賢君高校入学してから10センチも身長伸びてる!」

「ほら言っただろ?」

「そ、そんなに……俺小さくて可愛いのが売りなのに…」

「背伸びても賢は賢だって!」

「そうよ、それに最近大人っぽくなってきて男らしくなってきてカッコ良くなってるわよー?」


みんなそう言ってくれるけど…


そこから教室に戻る途中、心美ちゃんを見掛けた。

心美ちゃんも俺に気付いてくれて目があったので手を振ると走って逃げてしまった。


!?


「ね…今の見た!?」

「あぁ?走って行ったな?」

「心美ちゃん…大きくなった俺に幻滅したんだ!」

「何言ってんだよ?もうすぐ次の授業始まるし急いでたんじゃね?」

「一年なんか興味ないだろ?別に良いじゃん」


……みんな可愛げのなくなった俺の事なんか嫌いになっていくんだ。
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