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エロ本を拾った女子高生
第2章 策謀

そんな中で思いついたのが今回の作戦だった。
男と同様、女性も本質的には快楽を欲している。
思い出したくもないが、そのことは元彼女が嫌というほど教えてくれた。
だったらエッチなことに興味を示した女を見つけ、その子を口説いていけば良いと考えた。
そんなときに見かけたのがマンションの公園を通り抜けていく女子高生だった。
(あそこに罠を置いて…。)
その作戦を立ててからの聡の行動は早かった。
もともと公園はマンションの一部である。
高齢者に何かあったら困るという名目でカメラを設置することに、業者はなんの不信感も抱かなかった。
監視カメラの映像は管理室だけに直結されていたが、管理人でもあった聡にはそれを自室でも見られるようにすることなど造作もないことであった。
しかし、ここからが長かった。
公園に罠を仕掛けても、そう簡単にいくはずもなかった。
マンションの公園であり、普段は住民しか利用しない。
近道に使えるからと言って頻繁に女子高生が通るわけでもないため、罠を仕掛けるタイミングも難しかった。
仕掛けたとしてもその罠に気付くことすら滅多になかった。
もちろん気付いた様子を示しても、誰のものかわからないものである。
素通りされるのが当然だった。
男と同様、女性も本質的には快楽を欲している。
思い出したくもないが、そのことは元彼女が嫌というほど教えてくれた。
だったらエッチなことに興味を示した女を見つけ、その子を口説いていけば良いと考えた。
そんなときに見かけたのがマンションの公園を通り抜けていく女子高生だった。
(あそこに罠を置いて…。)
その作戦を立ててからの聡の行動は早かった。
もともと公園はマンションの一部である。
高齢者に何かあったら困るという名目でカメラを設置することに、業者はなんの不信感も抱かなかった。
監視カメラの映像は管理室だけに直結されていたが、管理人でもあった聡にはそれを自室でも見られるようにすることなど造作もないことであった。
しかし、ここからが長かった。
公園に罠を仕掛けても、そう簡単にいくはずもなかった。
マンションの公園であり、普段は住民しか利用しない。
近道に使えるからと言って頻繁に女子高生が通るわけでもないため、罠を仕掛けるタイミングも難しかった。
仕掛けたとしてもその罠に気付くことすら滅多になかった。
もちろん気付いた様子を示しても、誰のものかわからないものである。
素通りされるのが当然だった。

