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エロ本を拾った女子高生
第1章 遭遇

高校に入学後、小陽はソフトテニス部に入部した。
中学で3年間やっていたこともあり、高校でも同じように続けていくつもりだった。
ただ中学の頃と違い、高校の部活の練習は質も量も桁違いだった。
当然、帰りが遅くなることも少なくなかった。
そんなときは通学路に面した小さな公園を通り抜けて近道としていた。
本来、この公園はマンションの住民専用なのだが、疲れているときは近道として利用していたのだった。
その日も先輩たちの自主練習に付き合わされ、帰りが遅くなってしまっていた。
(通らせてもらいますね~。)
いつものように心の中で呟きながら、薄暗い公園を通り抜けようとしているときだった。
(あれ?)
1つしかないベンチの上に、何か置いていることに気づいた。
無視して通り過ぎても良かったが、なんとなく気になってベンチの方へ近寄ってみると、そこにはA4サイズくらいの白い封筒が置いてあった。
とりあえず確かめようと手に取ると、中に本のようなものが入っている重さが伝わってきた。
(本?書類?)
もし封がされていれば小陽はそのまま立ち去ったかもしれない。
しかし、その封筒は口が開いた状態になっていた。
中身を見れば持ち主がわかるかも知れない。
そんな善意の気持ちから小陽は中に入っているものを取り出してみた。
「えっ!?」
戸惑いの声とともに小陽の手は停まっていた。
正確には手だけではなく、全身が固まってしまったという方が正しいだろう。
中学で3年間やっていたこともあり、高校でも同じように続けていくつもりだった。
ただ中学の頃と違い、高校の部活の練習は質も量も桁違いだった。
当然、帰りが遅くなることも少なくなかった。
そんなときは通学路に面した小さな公園を通り抜けて近道としていた。
本来、この公園はマンションの住民専用なのだが、疲れているときは近道として利用していたのだった。
その日も先輩たちの自主練習に付き合わされ、帰りが遅くなってしまっていた。
(通らせてもらいますね~。)
いつものように心の中で呟きながら、薄暗い公園を通り抜けようとしているときだった。
(あれ?)
1つしかないベンチの上に、何か置いていることに気づいた。
無視して通り過ぎても良かったが、なんとなく気になってベンチの方へ近寄ってみると、そこにはA4サイズくらいの白い封筒が置いてあった。
とりあえず確かめようと手に取ると、中に本のようなものが入っている重さが伝わってきた。
(本?書類?)
もし封がされていれば小陽はそのまま立ち去ったかもしれない。
しかし、その封筒は口が開いた状態になっていた。
中身を見れば持ち主がわかるかも知れない。
そんな善意の気持ちから小陽は中に入っているものを取り出してみた。
「えっ!?」
戸惑いの声とともに小陽の手は停まっていた。
正確には手だけではなく、全身が固まってしまったという方が正しいだろう。

