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無垢な彼女
第4章 悪魔な彼女


部屋に連れて行かれて雪ちゃんの部屋に入ると綺麗に片付いていて、内装も正に女の子の部屋って感じだ。

「雪ちゃんのお姉さんと雪ちゃんと感じ違うんだな?」

「さっきのお母さんなんだけど」

「エ!?すっごい若いじゃん!」

「見えるだけじゃない?童顔だし」

それにしても…

コンコンッ

ノックの音がして雪ちゃんのお母さんが、お菓子と麦茶を持ってきてくれた。

「ありがとうございます!」

「ゆっくりしていってねぇ…雪ちゃん…涼太君また連れてきてくれる?」

「約束しないよ。涼太彼氏じゃないし」

「そんな事言わないでぇ!涼太君とお話したいだけど、今日琴美ちゃんのお母さんとお出掛けなの…」

「いってらっしゃい」

「雪ちゃん冷たい!…涼太君!今日はここでさよならだけど、また来てねぇ」

「は、はい!是非!」

挨拶しかしてないけど、何故か気に入ってもらえたみたいで安心した。


雪ちゃんのお母さんは出掛けて行った。

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