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無垢な彼女
第4章 悪魔な彼女
放課後。
雪ちゃんはちゃんと待ってくれていて、一緒に雪ちゃんの家に向かう。
付き合ってないけどさぁ…家に行くなんて付き合ってるみたいだ!
「ゆ、雪ちゃん…ててて…手繋がない?」
「…どうして?」
「……雪ちゃんと歩いてたら繋ぎたくなったから?」
「涼太って一緒に歩いてると手繋ぎたくなるんだ?大野くんと歩いてる時もそんなこと言うの?ちょっと無理…」
「違う!雪ちゃんだからだよ!」
「…あたし、付き合ってない人と手繋ぎたくないし」
「…う」
バッサリ言われる…。
プールの時は雪ちゃんからお願いしてきたのに…それに、あんなエロイ事してるのになんで…付き合ってないのは事実だけどさ。
雪ちゃんの家に到着。
雪ちゃんのお母さんいるのか…緊張すんな。
「入って」
「…お、お邪魔します!」
「あらあらぁーいらっしゃーい♪」
!?
お姉さん?
すごい美人なお姉さんが出迎えてくれた。
お姉さんも家にいたんだ…
「キャ!雪ちゃん!もしかして彼!?」
「ううん。琴美の彼氏の友達の涼太」
…俺、友達の部類にも属してもらえないのか?
「んー?琴美ちゃんの彼氏君のお友達?そうそう!琴美ちゃんの彼氏君の写メ見せてもらっちゃったぁ!すっごくカッコイイよねぇ!琴美ちゃんの彼氏君のお友達もカッコイイ良くて可愛いー」
「え!?俺ですか!?やった!」
「涼太、あたしの部屋こっちだから」
雪ちゃんのお姉さんほわほわしてて可愛いな…美人姉妹だ。