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無垢な彼女
第4章 悪魔な彼女
「…なるほどね。その子と距離縮めたいけど、どうすればいいかわからないと?」
「はい…」
さすがに100回射精の話は出来ないけど、雪ちゃんとの事を相談した。
「デートとかよく行ったりするの?」
「あんまり…デートこぎ着けるのも一苦労なんです…デートしたいです」
「そうだ。今度の土日にうちの実家が経営してるペンションの近くで花火大会があるんだけどその子誘って来てみない?」
「え!?北原さんの実家ですか?」
「もちろんうちのペンションに泊まってさ!実家には言っておくから負担は電車賃だけで大丈夫だから」
「泊まり!?絶対OKしてくれないですよ!」
雪ちゃんが「なんで付き合ってないのに泊まりで出掛けるの?」と、言う姿が想像出来た。
「ほら、あのよくお店に来てくれる小さくて可愛い子とイケメンの友達も誘ってみんなで行こうって言えば花火大会で二人になれるチャンスもあるかもしれないだろ?」
「行きたいのは山々なんですけど、そんな大人数で押し掛けたら迷惑に…それに宿泊代も…」
「大丈夫、大丈夫!武山君働くようになってから社長が飲みに連れて行ってくれたりして良くしてもらってるんだ!他のバイトの子には内緒な?まぁ、急な話だから難しいかもしれないけど一つの案として誘ってみるといいよ」
実現出来るもんなら最高の週末になる…。
北原さんなんて良い人なんだ!
淳と小山が来てくれればかなり誘いやすくなるけど二人土日空いてるかな…