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無垢な彼女
第1章 無垢な彼女
プールに到着して、更衣室の前で男女に分かれた。
琴美の水着姿か…どんな水着持ってきたんだろう。買ったって聞いたけど、詳細は教えてくれなかったしなぁ。
「あの三人の誰でも良いからやりてぇな」
「うわー!誰でも良いのかよーいくら童貞卒業したいからって」
「っつーかあの三人チョイスしたのお前か!性欲の為かよ!」
ぼやいたのは武山(タケヤマ)という一年の時からつるむようになった奴で多分一番仲がよかったが…先ほどの発言でこれからも仲良くしてやるかは悩むところだ。
「淳は彼女いるし、モテるし何も問題もないからいいかもしれねぇけど…童貞の俺は必死なんだよ!」
「別に童貞だからって悪いことないだろ…とにかくさっさと水着着ろ!そんなもんブラブラさせながら必死とか言うなよ!」
水着に着替えて女子達が出てくるのを待った。
数分すると、ビッチ三人が更衣室から出てきた。
「お待たせぇ~」
「おおおお!さすがのスタイルです!!」
「ありがとぉ~」
「あれ?琴美達は?」
「さぁ?知らなーい」
「あとから来るんじゃない?先いこぉよぉ!」
「先行ってて。俺、琴美達待ってるから」
「もぉ!淳、せっかくのプールなのにノリ悪~い!あとであたし達とも遊んでよね!」
ビッチ達は男共を連れてキャピキャピはしゃぎながら人ごみに歩いて行った。
よし!このまま別行動確定だな。