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無垢な彼女
第5章 分析彼氏
握っている手をグイッと引っ張られてベッドの中に引き込まれる。
「ひゃっ…鴨宮君…誰か来ちゃうかもしれないから…」
「…カーテン付いてるから平気」
「でも…」
「……忘れたいんだよ」
真剣な表情の鴨宮君は私の唇を奪った。
キスをしながらまた手を握る。
角度を変えて何度もキスをして、やっと唇が解放される。
ちゃんと自分の気持ち伝えないと…
どうしよ…涙が溢れちゃう…
「…鴨宮君…私……ふぇッ…最初はわかんなかったけど…今は鴨宮君の事すごく…すっごく…ヒックッ…好きなの…でも…鴨宮君は…フックッ…私以外の女の子とも関係があるって…聞いて…他にも女の子いたら私…選んでもらえる自信なくて…ふえぇッ…」
すると、鴨宮君は私の涙を指で拭った。
そして溜め息をついた。