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無垢な彼女
第5章 分析彼氏
次の日。
鴨宮君よりも先に目が覚めた。
そっと起こさないようにベッドを出て、朝食の支度をした。
完璧に準備をして、鴨宮君を起こしに戻る。
「鴨宮君ー?朝だよぉ…」
「……Zzz」
あら?起きない?
ベッドの上に乗って鴨宮君を揺する。
「学校遅刻しちゃうよー?」
「…ん………あと五分」
鴨宮君はそう言いながら私にぎゅっと抱き付いた。
寝ぼけてるのかな…可愛い…
可愛かったのでそのままの状態で五分待ってあげる事にした。
五分経って今度こそ起こす。
「五分経ったよー?もう起きないと…」
「……名前は?」
「名前…あ!雄君、おはよう」
「………もう少しこのままがいい」
甘えてくれてる!?
もう少しこのままでいてあげたいけど…
「もう…本当に遅刻しちゃうよ?朝ご飯も冷めちゃう…」
そう言うと鴨宮君はむくっと起き上がる。
そして、キスをされる。
「………おはよう」
「あ///おはよー///」
突然始まった鴨宮君との恋…。
これからも鴨宮君にはドキドキさせられそうです。
*「分析彼氏」END*