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無垢な彼女
第5章 分析彼氏
「わぁ……美味しい!」
こんな美味しいパスタをすぐ作れるなんて!
お料理得意なのかな?
美味しくてペロリと完食してしまう。
「おいしかったぁ」
「………じゃあまた作る」
「ありがとう…お夕飯の全部準備してもらっちゃってごめんね…明日の朝ご飯は私が用意するね」
「……ん。冷蔵庫の物勝手に使っていいから」
明日の朝は頑張ろう!
突然のお泊まり。寝るときも鴨宮君のベッドで一緒に寝る。
すっごい贅沢だぁ…ちょっと変態っぽいけど鴨宮君の匂いが大好きで鴨宮君の匂いのするベッドで抱き締められると心地よかった。
「鴨宮君、あのね…ん?」
鴨宮君は指で私の唇を止めた。
「………いい加減名前で呼べば?」
「名前で!?あ…そっかぁ…つき合ってるのに名字で呼ぶの変だよね」
鴨宮君の名前は雄二郎だから…今まで「君」付けて呼んでたのに急に呼び捨てだとおかしいかな…
雄二郎君?長い?
「どういう風に呼んだらいいかなぁ?」
「……優菜が呼びやすいのでいい」
「うーんと…どうしよう!じゃあ…雄君?」
「…………学校では今まで通りでいい」
「なんでぇ!?あ…嫌だった?」
「……そう呼ばれたら学校でも発情しそうだから………もう寝る…おやすみ」
結構気に入ってくれてる!?
これからいっぱい呼んであげよう!