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無垢な彼女
第6章 愛しの彼女
雪ちゃんにグイッと腕を引かれる。
「ん?どうしたの?」
「……そのまましていいよ」
「そのままって?」
「ゴムしなくていいよ…」
「…………なんで!?駄目だよ!」
雪ちゃんの発言に目を見開いた。
「今日安全日だし…」
「そんなの関係ないよ!絶対駄目だって!」
「…涼太はゴムなしでやってみたいと思った事ない?」
「…そりゃあ…将来的には…でも、今は駄目だって!俺が雪ちゃんの事養えるようになるまで待ってほしい…」
「……涼太…ちょっとこっち来て?」
「え?うん?」
「ギュッてして?」
俺は雪ちゃんをギュッと抱き締める。
すると、雪ちゃんと俺をギューッと抱き締めてくれた。
「…急に変な事言ってごめんね」
「いや…良いけどあんな事言うなんて雪ちゃんらしくないね?」
「……あの…ゴムなしでやりたかったからとかでじゃないんだけど…生理不順とかに良いって言われて結構前からピル飲んでるの」
「あれ…そうだったんだ」
雪ちゃんからそんな告白が出てくるとは思わなかった。