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無垢な彼女
第6章 愛しの彼女
雪ちゃんは笑った。
「ふふっ…」
「俺の事好きって言っていいんだよ?」
「言ってほしいの?」
「言ってほしいよ!」
すると、雪ちゃんは俺の耳に唇を近づけた。
言ってくれるものだと思って心拍数が上昇する。
フッ…ペロッ
「ふぉえぇっ!な、なにするんだよ!?」
突然耳に息を吹きかけられて舐められてものすごい反応をしてしまった。
「やっぱり涼太耳弱いんだ」
「んな!?こんなの不意打ち過ぎだよ!あー!もう!好きって言ってくれる気ないのかよ…」
俺が頬を膨らませて寝ころぶと、雪ちゃんは楽しいようで俺の頬を触ってくる。
「膨れてるの?可愛い」
「だから!可愛いって言われてもうれしくないって!」
くそ…なんで好きって言ってくれないんだよ。。