パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 無邪気な彼女

鴨宮は谷原さんを連れて中に入って行った。

「淳君、なんで琴美一緒に行ったらダメなのー？」

「なんでも。琴美が怖がってる時俺を頼りにしてもらいたいんだよ」

「んー？あぁ！ふふふｯ！淳君、琴美の事すごく好きなんだー！」

「…そうだよ！だから付き合ってんだろ」

「琴美も淳君大好きだよー」

琴美はそう言って俺に抱きついた。

「……大野、お取り込み中悪いけど中進んでいいよ？」

「え？あ…はい…」

しまった…俺達バカップルと化してる。
まぁ、琴美の緊張も解けたみたいだしいいか。

お化け屋敷の内容は作った側なのでわかりきっている。

色んな仕掛けの所で俺がやっても仕方ないので琴美にやらせたり、お化け役の人が脅かしに来たときに琴美が俺を頼って抱き付いてくれたりして自分のクラスの出し物しては楽しめた。