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無垢な彼女
第7章 無邪気な彼女
琴美は鞭のようなもので尻を叩かれていたようで尻が真っ赤になっていて、そして男の肉棒をくわえさせられていた。
その光景を見て俺は冷静でいられるわけがなかった。
「……琴美に何してんだよッ!?」
頭の中でプチンッ何かがキレた。
俺はその男を突き飛ばし、馬乗りになって何度も殴っていた。
「グガッ…許しッ…ガッ」
「…じゅ…淳…く…ふえぇッ…」
「大野ッ!オイ!止めろ!」
鴨宮が飛び込んできて、俺をその男から引き離して止めた。
続いて教師達がバタバタと入ってくる。
「……大野。落ち着け」
「ハァハァハァ…クソッ」
今までこんな何も考えられなくなるなんてなかった。
人を殴った事だって…
琴美は保健室へ連れて行かれ、俺は職員室に連れて行かれた。
人を殴ってしまったショックは大きかった。
先生達の言葉が頭に入ってこない。
理由はどうあれ殴ってしまった俺は停学になることが決まった。