パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 無邪気な彼女

停学中は琴美から連絡が来てもどうしても返事を返すことが出来なかった。

ずっと自分を責めていた。

食事も喉を通さない。

鴨宮と武山が来てくれたけど、会わずに帰してしまった。


ｺﾝｺﾝｯ


「淳？琴美ちゃんが見えたわよ？」

琴美…

「…今会えないから帰ってもらって」

「淳君！琴美、帰らないもん！」

部屋のドアの向こうから琴美の声が聞こえた。

「…ごめん…俺、琴美に会わす顔がないんだ…」

琴美の声を聞いただけで涙が溢れてしまう…。
俺…崩れるとこんなに弱くなるんだ。