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無垢な彼女
第8章 甘美な彼氏
最近楽しみな事がある。
それはお昼休み。
お弁当を食べ終わると、鴨宮君がデザートを出してくれる事。
毎日違うデザートで、ケーキだったりクッキーだったりマカロンだったり…しかも、見た目も可愛いし味もすごく美味しい。
どこで買ってるのか聞いても教えてくれないのだけがちょっと不満。
今日はプリンで、これもコンビニに売ってるようなメーカーのプリンではなくてケーキ屋さんで売ってるようなプリンだ。
「今日のプリンも美味しい!ねぇ…本当にどこのお店で買ってるのぉ?」
「……食べ終わった?」
「食べたけど、どこで…あッ…」
鴨宮君は空になったカップを取り上げると私を引き寄せて、私は鴨宮君の足の間におさまる。