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無垢な彼女
第1章 無垢な彼女
琴美のパンツは小さいせいもあるからか、すぐに乾いた。
部屋に戻ると琴美は俺の枕を抱えて眠っていた。
「琴美!起きろ!食ってヤって寝るってどんだけ幸せな奴なんだよ!」
「…にゃぁ…疲れちゃったのー…」
「あー…もう…琴美が宿題ちゃんとやってれば休めたんだぞ?ほら、起きろ」
「うー…」
琴美をベッドから引きずりおろしてカーペットの上に座らせるが、ちゃんと座ってくれないので俺の足の間に座らせた。
「やー…明日やるのぉ」
「だいぶ残ってんだから終わらねぇだろ!シャーペン持って!」
世話が焼ける。
シャーペンを持たせて手を離すとコテンッと、寝落ちる。
「琴美ー?おい…宿題終わらなくて怒られても知らないからな?」
まだ半分以上残ってるっつーのに…
補習の件もあるし、琴美の事を甘やかしたらダメだ。俺は鬼にすることにした。