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梨果の父サイドストーリー
第17章 愛娘の膣の測定
梨果型オナホ作製のため膣の測定が行われる日になり、その膣の持ち主の娘を連れて都内へ向かう。

「藤原さんてお父さんの大学の教え子なんでしょ?」

上質な紺色のワンピースを着た梨果。バッグを斜め掛けにした胸部は乳房の膨らみを二分していた。

「ああ、人物画のゼミに昨年度までいた学生だよ。」

列車に乗り隣合わせで座る。スカートから伸びた生足をさするわけにはいかないので、ただただ眺めながら会話をする。

「ふーん。」

「ところで今日は一条院さんにはなんて言って来たんだい?」

一条院とは私がかつて梨果にレイプ未遂を犯した後に梨果の保護をしてくれた人物だ。接触禁止を解かれた今も梨果の希望でそのお宅にお世話になっている。

「おじさんにはオリジナルオナホの型取りに行ってくるって言って来たよ。」

「え?そのまんまだね。」

「おじさんに今まで嘘ついたことないよ。」

そうだった。元々この子は嘘をつくような娘ではなかった。

「何か言ってなかったかい?」

「担当が女性だから安心だってさ。なんだか藤原さんのこと知ってるみたいだったよ。」

(え?彼が藤原くんのことを知ってる?)
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