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梨果の父サイドストーリー
第2章 娘の裸への執着
二人は去っていった。

しかし二人が悪役になればなるほど私は罪悪感から解き放たれた気がした。

正直私も再び娘の裸体が見たい。
そのためには家族関係に支障をきたさず、必然的に堂々と娘の裸体を見ることができるヌードモデルをしてもらうという方法が最善だった。


注文していた画材がダンボール5箱ほど届いたと妻に呼ばれ、アトリエへ運ぶため階段を降りているとちょうど娘が帰宅し階段を上がってきた。

クロッキー会以来、娘と顔を合わせる機会が減っていた。
その代わり裸の娘を思い出し、自慰に耽り射精し、そして後悔をするという毎日だった。

日も落ちて中学生にしては帰りが遅かったが、そういった日々の行為の後ろめたさで親らしい事を言うのがためらわれた。

「おかえり。」

「…ただいま。」

娘も目を合わせようとしなかった。
しかし玄関に大量に届いた荷物を三階に運ぶのを手伝ってもらうことにした。

「ちょうどよかった。届いた荷物をアトリエまで運ぶのを手伝ってくれないか。」

「えっ?!今?」

「ああ、何かあるのか?」

「いや…別に。」

娘は妙にソワソワしていた。

玄関から階段で三階のアトリエまで往復してダンボール箱を二人で運んだ。

中学のスカートが短いのには入学時から如何なものかと危惧していたが、皮肉にも今となっては娘の下着の露出を期待していた。

ダンボール箱を抱えて階段の先を行く娘のスカートの中を覗き見てみた。

(おや?下着が見えない…??)

確認のため少し接近して覗いてみた。

(……。)

娘はショーツを穿いていなかった。

次の往復でもう一度確認すると。一段一段足を踏み出す瞬間、目の前に会陰部が露呈していた…。なんともいやらしい光景だ。

最後の荷物をアトリエに運び込むと娘に訊ねてみた。
興奮で平静を保つのに必死だった。

「…梨果、もしかして下着を穿いていないんじゃないか?」

「え?!いや、穿いてるよー!」

いや、そんなはすわはない。三度も確認した。

「穿いていないだろ。ちょっとスカートを捲って見せなさい。」

(娘の性器が見たい…。)

「え?嫌に決まってるじゃん。何言ってるの?穿いてるってば!」

(見たい!再び見るチャンスだ…。)

「いいから見せなさい!!」

少し語気を強く言うと娘はあわてて両手でスカートの裾をめくり上げた。

「ほぉ……。」
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