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梨果の父サイドストーリー
第2章 娘の裸への執着
「そ、そんな事あるはずないだろ、何だはしたない。」

「イヤラシイ目で見られるとイヤなんだけど。」

「当たり前だ。あくまで美術。絵画作品のためだ。」

娘はしばらく思案していた。

「…うーん。しばらく考えさせて。」

「わかった。」

娘はアトリエを出て行った。


それから約二週間、娘からの返事は無かった。

田村さんが痺れを切らして訪ねてきた。

「まだ梨果ちゃんから返事がないのか。」

「ええ…。何度か聞いてはいるのですが考え中との一点張りで。」

すると階下からバタバタと階段を駆け上がる音がした。

「おや、梨果ちゃん帰ってきたんじゃないかい?本人に直接訊いてみよう。」

田村さんと共に三階のアトリエから二階の娘の部屋の前に来た。

ノックをしようとすると田村さんに止められ、小声でささやかれた。

「これから着替えるんじゃないかな。」

「あ、あぁ恐らくは…。」

確かに娘は帰宅するとすぐ部屋着に着替えるはずだが。

「あと1分待ってノック無しで入りましょう。」

「え?」

「いいからいいから。」

田村さんは腕時計で一分間計った。

そして肩を叩かれ合図された。

「梨果、ちょっといいか。」

ノック無しで開けると下着姿の娘がいた。

白いブラジャーに水色のショーツを穿いていた。慎ましい乳房の谷間と細いウエストラインが艶めかしい。

「ちょっ!ノックぐらいしてよ!」

慌てて腕で胸を隠す娘。
横にいる田村さんの存在にも気づいたようだ。

「うほっ!こりゃバッチリなタイミングだったね。」

田村さんはそう言うと下着姿の娘を舐め回すように眺めながら部屋に入ろうとした。

「ちょっと今着替えているので出て行ってください!」

下着姿の娘は背中を押して我々を追い出してドアをバタンと閉めた。

「それこそ中学生並みの悪いイタズラですよ田村さん…。」

「ははは…先生だってまんざらでもないんだろ?わかってるんだよ。」

「そんな…私は。じ実の娘ですよ、ありえません。」

「それが本音ならなぜこの悪ふざけを止めなかったんだい?」

「……。」

「先生、あなたクロッキー会で娘のヌード姿見て勃起してただろ。」

「そ、それは…。」

「ごまかしても現に今も立派に勃起してるいるのが証拠だ。はははは。」

確かに娘の下着姿を見てズボンを盛り上げていた。
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