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梨果の父サイドストーリー
第3章 グラビアの中の愛娘
「……拭き終わった?」

「あ、ああ、うん済まない……」

「もー、だから早くインターホンを修理してって言ってたのに……」

「済まない……」

「くさっ!もー精子出し過ぎなんだよー。換気扇換気扇っと……」

「済まない……」

娘での射精は天国のような快楽だがその後の罪悪感はひとしきりだ。しかもその賢者タイムに本人がいる。

「……最悪だ。」

「それこっちのセリフだからねお父さん……」

「申し訳ない。」

「まぁスルのは自由なんだけどリビングはないわー。家族団欒してた場所で引くよー。それにこんなにあちこちに服脱ぎ散らかしてーもー。」

脱ぎ散らかした服を拾いまとめて渡してくれた。

「あ、ありがとう。」

「あーっ!!」

「えっ?どうした梨果?」

「マカロン。」

「え?」

「その雑誌、マカロンでしょ?お父さんも買ったんだ。」

ソファーに置かれた雑誌を梨果が手に取る。開いていたページは射精の時のままだった。

「……私のこの姿で射精したの?」

そこまで見られては言い訳のしようがない。

「……済まない。」

「お、お父さん済まないばっか…」

「言い訳のしようがないもの…」

「ブルマ好きなの?」

「えっ?!……まぁ、子供の頃はこんなのでも興奮したものだよ。」

「でもそれ見て射精したんでしょ?」

「え?」

「大人になった今でも興奮したってことじゃん。」

「……それは梨果だから。」

「えっ?」

「えっ?」

「……お父さんの変態……」

「済まない……」

「……」
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